ワーク介護バランス

遷延性意識障害の母とともに『仕事』も『介護』もあきらめない!

グリーフケアについて

先日、上智大学グリーフケア研究所が主催する

「悲嘆とともに生きる」という講習会に行ってきた

 

グリーフケアとは

大切な人を失って苦しんでいる方の

状況を分かち合い、気持ちに寄り添うことで

立ち直るための支援をする

 

実際にご家族を亡くされた方のお話を聞いた

その方はニュースでも

大きく取り上げられた事故であったため、

ご近所の方がそのことをよく知っていたので、

声を掛けられては、

その言葉に傷つくことが少なくなかったとのこと

 

恐らくほとんどの人は悪気はなかったはず

でも、結果的に傷つけてしまった

 

 

それを思うと

自分は大丈夫か?

そんなときに人を傷つけるようなことを

言ったりしないか?

とても心配になった

 

一緒に参加した知人も

大切な家族を事故で亡くされた当事者であった

彼女が

「私たちは当事者だから

どんな言葉が嫌なのか、

そんなことよくわかるのにねー」

と言った

 

私は

相槌を打ったものの

心の中ではまったく自信がなかった

 

 

たとえば

「大丈夫ですか?」などと

答えるのがつらくなるような

そんな言葉を悪気なく

つい言ってしまいそうな、

そんなところが自分にはある気がした

 

自分のこういうダメなところについて

考える機会などなかったので

なんだか今日は落ち込んだ