ワーク介護バランス

遷延性意識障害の母とともに『仕事』も『介護』もあきらめない!

抱えられながらの歩行練習

今日はなんとか理学の時間に間に合うように行かなきゃ

装具を付けて歩行練習をしている姿が見たい

 

15時過ぎ部屋に入ると母はもういなかった

リハビリ室に急いで向かい母を探した

 

ちょうどこれからサイボーグのような

強そうな装具を付けるところだった

 

わきの下からしっかり体を持ち上げられ

まずは姿勢をつくる

端座位の時はがくんと首が下がってしまうが

立位時はそれより少しましな感じだった

理学療法士さんに頭の位置を後ろに直され

なんとか、なんとかまっすぐの姿勢がつくれた

 

どうしてもしっかり前を見ることができず

斜め前に視線を落とすのがやっとだ

でも、ただ1点を見つめるだけでなく

右へ左へきょろきょろと視線を動かしていた

 

10mくらいかな、一歩一歩抱えられて

足を前に出し歩行の練習がはじまった

 

全身ゆだねてはいてもかなり大変そうだった

立位の姿勢だけでも負荷がかかるだろうから

歩行となると当然だ

でも、絶対刺激になるはずなので、

なんとかがんばってほしい

実際、車椅子だけでは、

視線がここまで動くことはめったにない

とても貴重で本人にとっても大事なとっておきの時間だと思った

 

そしてここまでしていただいていることが

本当にありがたく思った

感謝の気持ちでいっぱいになった

療法士さんってすごい

本当にすばらしい

 

たくさんの方に助けられて

みなさんのおかげで母は今こうしていられてる

感謝の気持ちを絶対に忘れてはいけないな

心から強くそう思った

 

リハビリの時間は思いっきり安心して

お任せできるので、

その時間で仕事をするなど

ついリハビリに立ち会うことが

前回の入院から少なくなっていたが

 可能な限り立ち会おうと思った

感謝の気持ちを忘れないためにも

 

 

【291日】リハビリ病院再々再転院から9日目

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病院:15:10-22:00

熱:

SpO2:

脈:

血圧:

開眼:少し目が開くように

痰:多かった

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天気:晴れ

最高気温:35.3℃

最低気温:27.0℃

湿度:49%