ワーク介護バランス

遷延性意識障害の母とともに『仕事』も『介護』もあきらめない!

みーーーんなスマホ

カフェなどに入ると

なんだかなーという気持ちになる

 

若いカップルも年配のカップルも

友達同士も皆んながみんな

スマホを手にしている

 

ほぼほぼ会話をしていない

 

家族から大事な連絡がくる、と言った

状況なら仕方ないが、

みんながその状況とは思えない

 

以前、私も友人と二人で食事に行ったとき

ちょっとの沈黙が流れた途端

友人がおもむろに携帯を眺め出した

 

緊急な連絡が入る状況じゃないことは

わかっていたし、

仕事で急ぎの返信が必要ないことも

熟知しているほど近い友人だ

 

これまでそんな姿を見たことがなかったので

腹が立って

携帯見るって失礼じゃない?

いったいあんたは何を見てるの?

と遠慮せず言い放った

 

そしたらなんと

Facebookを見てるのとのこと

 呆れて空いた口が塞がらなかった

 

周りの友達が食事中にメールをするようになり

最初は自分も腹が立っていたのに

なんだかだんだん普通になってしまったらしい

 

100歩譲って20代の若者ならまだしも

私も含め相当いい歳なのだから

そんな恥ずかしい大人になるのはよそうよ 

 

もっと今、

目の前で起きている

その状況を楽しもうよ!

 

まさか!?

私との時間がつまらなかったのか!?

優先の方の遠慮はちょっと、、

ボックス席の電車に乗ったときのこと

 

 「空いてないねー。空いてないねー」

と子供が大きな声でママに話しかけながら

私の背後からあるいてきた

 

そのまま私の横を通り過ぎたとき

本を読んでいた私は一瞬だけ目を上げた

 

そうすると

子供を連れているだけでなく、

片手に幼児を抱きかかえ、

もう片方には折りたたんだ乳母車、

もとい!ベビーカーを持っていた

 

どう見ても大変そうな様子で

席を譲らないとまずいな、と内心思いつつ

ついつい、これからの道中が長いことを考えて

良くないことがだちょっと躊躇してしまった

 

でも、周りの人は誰も立たないので

さすがにまずいと思って

腰を浮かせ立ち上がろうと前を向いたとき

だーれも座っていない優先席が目に入った

 

えっ?

空いてるじゃん

優先席空いてるのに座らないの?

私、譲る必要ないよね?

と、なんか腑に落ちない感情になり

浮かした腰をまたおろした

 

とそのとたん

ママさんは私の横をまた通り過ぎ

移動を始めた

 

譲らなかった私は正直気にかかり

座れたのだろうか心配で

振り返ると、

通常の席もパラパラと空いているではないか

なんだよ!

 

で、結局

その親子や普通にボックス席に座っていた

 

私が状況わからずかっこつけて

席を譲っていたら

おそらく断わられていただろう

 

結局譲ってないのだから

偉そうなことは何も言えないが

やっぱりシーーんとしている車内で

譲るために

声をかけるのは少し勇気がいるわけで、、、

それを断られると

やっぱりちょっと寂しい気持ちになるわけで、、、

 

最初から座りたくないというのなら

いいのですけどね

でも、座りたいお気持ちがあるのでしたら、

席が空いていたら

できることならすぐ座っていただきたい!

そんな風に思うわけです。

 

優先席に優先席でお座りになれるかたは

どうか、堂々と座ってくださいまし。

 

ピンピンした若者が譲りもせず座っていたりする

現状はあるけどね

歯ぎしり

 

約2年前くらいから、突然母は起きているときに

歯ぎしりをするようになった

ひどいときは、日中の半分くらい

ずーっと、歯ぎしりをしていた

 

きっかけは

おそらく訪問歯科のときの

歯石取りだとおもう

 

ガリガリガリガリ金属音が頭に響き

よっぽどいやだったんだろう

そのあとから歯ぎしりをするようになった

 

歯医者さんが歯石を取りはじめたときに

嫌がる母がかわいそうで、

やめてもらいたかったけど

言えずにいた

 

歯ぎしりが始まったときは

とても後悔したが

実は、良かったこともあり

徐々に歯ぎしりをする時間も減り

いつの日か、嫌と思うときに歯ぎしりをする

唯一の母の意思表示になった

 

今は、痰が出たときや、体交のとき、

夜中、向きを変えてほしいと

私を呼ぶとき、何かが嫌なとき

その時にしか歯ぎしりをしなくなった

 

歯がすり減ってきていて

負担を考えると心配だけど

とっても大切な機能のひとつだ